水生生物センター業務概要
 水生生物センターでは、府内の水辺の生物多様性の保全のため、さまざまな調査研究を行っています。
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1. 希少種の保全
 府内では約130種の淡水魚の生息が確認されていますが、天然記念物のイタセンパラをはじめ多くの魚種が絶滅の危機にあり、生息環境の保全や種の保存が求められています。水生生物センターでは、生物多様性を保全するため、魚類生息状況の把握やセンター内での希少種保存、人工繁殖技術の開発、生息環境改善試験に取り組んでいます。
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水生生物センターで保護に取り組んできた希少種の例
水生生物センターで保護に取り組んできた希少種の例

2. 外来種対策
 外来生物法で特定外来生物に指定されているオオクチバスをはじめ、多くの外来種が府内に定着し、在来生物の多様性や生態系に大きな影響を与えているため、有効な駆除対策の実施が求められています。水生生物センターでは、さまざまな駆除方法の比較試験や駆除の効率化試験を行っています。
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府内で問題となっている外来種の例
府内で問題となっている外来種の例

3. 魚病調査
 冷水病、コイヘルペス病(KHV)、腹口類のように海外から入ってきた病気や寄生虫には、国内の魚類は抵抗性をもちません。そのため壊滅的な被害を受ける恐れがあり、早期発見・早期対策が必要です。水生生物センターでは、淀川の水道取水口での定期的な調査やその他の水系での死亡魚の検査などを行っています。
→研究成果(淀川魚病調査)のページへ
病魚、寄生虫、調査風景など
病魚、寄生虫、調査風景など

4. 水辺環境教育と研究成果の普及
 水辺環境や生物多様性の保全には、研究成果を広く府民の皆様に知っていただき、行政・研究機関と府民の協働で保全活動を実践していく必要があります。水生生物センターでは、小学生などを対象にした出前授業や河川等での自然観察会の実施、また自然観察会のリーダー養成などを行うとともに、シンポジウムなどを開催して最新の研究成果を普及しています。
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出前授業、シンポジウム、自然観察会などの様子
出前授業、シンポジウム、自然観察会などの様子
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