![]() |
||||||
| 平成22年11月12日(金曜日)と11月19日(金曜日)、大阪市立大桐中学校(12日)と大阪市立大隅西小学校(19日)において、中学1年生140名と小学6年生50名に対して、天然記念物イタセンパラの出張展示と講習を実施しました。 この出前授業は、国指定の天然記念物で絶滅危惧種のイタセンパラを教材として「生物多様性」について知ってもらうとともに、未来の環境保護の担い手である子供たちにイタセンパラに親しみをもってもらい、イタセンパラのすむ淀川の環境保全をすすめることを目的としています。 当日実施したアンケートの結果をみると、事前にイタセンパラを知っていた生徒が、大隅西小学校で36%、大桐中学校で59%いましたが、イタセンパラを知っていた生徒も初めて目にした生徒も、産卵期で紅紫色に色づいたイタセンパラのオスの美しい姿を目の前にすると一様に感嘆することしきりでした。”未来の子供たちにもイタセンパラの美しい姿を見せたい”という感想をアンケートに書いた生徒もいました。 出前授業では、イタセンパラの観察とともに、淀川のワンドやイタセンパラの産卵母貝となるイシガイなどについても観察・講習を行いましたが、イタセンパラが二枚貝に産卵することは多くの子供たちには非常な驚きであったようでした。さらにイシガイの繁殖には幼生が寄生するためのヨシノボリなどの魚が不可欠で、イタセンパラの生息には多様な生物のつながりが必要であるといったことにも生徒は感銘を受けたようでした。 また、大隅西小学校ではイタセンパラのスケッチを行ったり、ナマズやドジョウ、メダカ、コイ、ギンブナ、ヨシノボリ、カマツカ、オイカワなど淀川にすむイタセンパラ以外の魚も持参して観察してもらいました。 なお、水生生物センターサポートスタッフの皆様には、これまで同様に準備段階を含めて当日の授業の一部を分担していただくなど、大変お世話になりました。ありがとうございます。 ※ イタセンパラの出前授業の実施にあたっては文化庁より許可を受けています。
|

![]() | ![]() | ![]() |