アジメドジョウ
アジメドジョウ
 本種はドジョウ科シマドジョウ亜科に属する日本固有魚で、近畿および中部地方にのみ分布する。大阪府は本種の分布域の最西端にあたる。 河川中・上流域の瀬に生息し、付着藻類や水生昆虫を食べる。シマドジョウと似るが、頭部の形状や斑紋などが違い、 シマドジョウが砂地を好むのにたいして、本種は礫や石が多い底質を好む。また、シマドジョウではオスの胸ビレの骨質盤があるが、本種では無い。
本種は秋に入ると河川の湧水のある場所に集まり、川底の礫間に潜る。越冬後3~4月に産卵すると推定されているが、 野外での産卵場所の記録はほとんどない。卵数は少なく、100粒程度。ふ化稚魚は6月頃に河床に現れ、1年で5cm程度に成長し、 2~3年で成熟する。寿命は長く、野外でも10年以上の個体が確認されている。雌に比較して雄は小さい。 煮付け、吸い物などにすると大変おいしく、アジメの名前も美味であることに由来する。環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類、 大阪府レッドリスト絶滅危惧Ⅰ類。

 安威川のアジメドジョウの保全に関する研究 ((希少魚の調査研究))

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