![]() |
本種は琵琶湖固有種で、琵琶湖内で回遊生活をしており、河川には遡上しない。産卵期には湖岸や一部の流入河川の河口に現れるが、それ以外の季節には琵琶湖の沖合いで生活する。 同所的に生息するトウヨシノボリ(橙色型)に似るが、トウヨシノボリとは遺伝的に異なり,生殖的に隔離されている。また、本種はオスの第1背ビレが伸びず、尾柄部に橙色斑をもたないことや腹鰭の吸盤が縦に長く鰭膜が薄いこと、第1背ビレの前方に鱗が無いことなどの形態上の特徴がある(ただし、トウヨシノボリでも縞鰭型はオスの第1背鰭は伸びず、尾柄部に橙色斑をもたないが、縞鰭型は琵琶湖には分布しない)。 産卵期は夏ごろで、岸近くに現れてオスがなわばりをつくる。産卵期のオスは暗色で、尻ビレやエラぶたの下方が黄色に色づき、アゴの下が青くなる。本種は環境省レッドリストでは「情報不足」とされている。 |