ボウズハゼ
ボウズハゼ


 本種はハゼ科ハゼ亜科に属し、関東地方以西の太平洋側から琉球列島に分布する。府内では泉州の幾つかの河川から報告がある。 河川の中・上流域に生息し、付着藻類を岩面からこそげとって食べる。ボウズハゼの名前の由来は、頭部がお坊さんのように丸い ことや藻類を食べることに由来する。口と腹びれは吸盤状になっており吸着力が強く、 川を遡上するときには滝や急流を避けて流れの際の岩盤を這い登ることがある。紀伊半島南部では、夏に海から遡上するボウズハゼ の群れが滝登りすることが有名である。 産卵は初夏で石の下の天井部に卵を産みつけてオスが守る。ふ化した仔魚はただちに海に下って冬をすごし、翌春になる河口に集まる。 その後、河川を遡上して底生生活に入る。寿命は3-4年程度と推定されている。大阪府レッドリストでは「情報不足」とされている。


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