ギンブナ
ギンブナ


 本種はコイ科コイ亜科に属し、北海道、四国、九州、琉球列島の国内全域で見られ、国外 では朝鮮半島と中国大陸に広く分布する。府内でもほぼ全域に広く生息する。 マブナとも呼ばれ、府内のため池で行われているカワチブナ養殖での副生産物として生産され、 主に佃煮にして食される。川の淀みや小川、池などに住み、雑食性で底生動物や藻類を食う。 産卵期は4~6月で大雨の後水草が繁茂する浅い水域に集まり、水面に浮いた水草などに 卵を産みつける。卵は球形で、粘着性があり直径約1.4㎜。4~5日でふ化し、飼育条件下では1年 で全長8~10㎝、2年で14~15㎝になる。本種にはオス個体が存在せず、メスの配偶子に含まれる 遺伝情報だけで繁殖する雌性発生を行う。コイやドジョウ、その他の魚の精子は卵発生の刺激 として利用される。


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