ホンモロコ
ホンモロコ


 本種は、コイ科バルブス亜科に属し、本来琵琶湖・淀川水系にのみ分布する固有種で、府内では淀川のみに生息する。 タモロコに似るが、体形は細長く、口はやや上向きで吻(ふん)がとがっている。またヒゲは短い。琵琶湖の環境に 適応して、タモロコから進化したとされている。沖合いの中層を軍泳し、浮遊動物、特にミジンコ類を食べて生活する。 産卵期は3~7月で、この時期になると、藻場や水生動物群落のある岸辺に移動し、直径1.3~1.5㎜の球形の粘着卵を水草など に産みつける。卵は5~6日で孵化し、1年で6~10㎝、3年で13cm程度に成長する。 日本産コイ科魚類の中でもっとも美味といわれ、特に冬のものが良いとされる。高級魚として扱われ、塩焼や甘露煮に利用される。 環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠA類。


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