ナマズ
ナマズ


  本種はナマズ科ナマズ属に属し、国内ではほぼ日本全土に分布する。ナマズという名前は "なめらかな頭”を語源とするらしい。 大きな川の中・下流域や湖・池に生息する。昼間は水草の繁茂する所や岩の間などのものかげにひそみ、夜間に 魚類、甲殻類、カエルなどの餌を求めて貧欲に活動する。府内では猪名川水系、淀川水系、大和川水系やその 他にため池など広い範囲に生息する。産卵期は5月中旬~7月上旬で、降雨後の夜間に小さな水路や水田 などに侵入し、藻や水草などに卵を産む。卵は球形で、直径は1.6~2.0㎜であるが、ゼリー状物質が覆うため、全体 では4.0~5.5㎜。受精後8~10日(水温17~24℃)でふ化し、1年で体長10~15㎝、2年で20~30㎝、4年以上で 60㎝に成長する。なお,ナマズの成魚は上あごと下あごに各1対 4本のヒゲをもつが、稚魚の時にはさらに下あごにもう一対の あり、3対6本のヒゲがある(写真の個体は全長23㎜)。大きさが 数cmになると下あごの2本は消失する。 なお、同じナマズ目の魚類であるが、ギギ科の ギギやアカザ科のアカザのヒゲは8本である。


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