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| 従来、日本のニゴイ類はズナガニゴイとニゴイの2種とされていたが、
ニゴイにはHemibarbus barbus とコウライニゴイHemibarbus labeoの2種が含まれ、分布域が異なることが近年
報告されている。府内の水域はコウライニゴイの分布域となっているが、淀川につながる琵琶湖では両種が生息す
るので府内にも両種が生息する可能性がある。
湖や河川の中下流域から塩分の混じる汽水域まで広く生息し、流れの緩 やかな水底、特に砂底に多い。
キツネのように尖った口で砂を掘って、ユスリカなどの小 動物を食べたり、付着藻類をこそぎ取って食べる。
産卵期は4月~7月で、降雨の後、川 の中流域で産卵する。卵は直径約3㎜の沈性粘着卵で、3~4日でふ化する。
ふ化仔魚は 全長8.0㎜で、ふ化後5日で卵黄を吸収し、摂餌を開始する。1年で8~12㎝、2年で16~22㎝、
3年で20~30㎝に達し、成魚となる。釣りの対象魚で、肉質が良く、
あらい、天ぷらなど食用となるが、小骨が多く食べづらい。塩分に強く、汚濁や富栄養化などの水質
悪化にも強い魚である。 |