スジシマドジョウ大型種
スジシマドジョウ大型種


 本種はドジョウ科に属し、スジシマドジョウ小型種スジシマドジョウ中型種などを含むスジシマドジョウ種群の1種で琵琶湖固有種。しかし、湖産アユの放流に伴い、人為的に分布を広げているとの報告もある。シマドジョウのメス(2倍体種)とスジシマドジョウ小型種のオスの交雑から生じた異質4倍体に起源をもつと考えられている。尾ビレ基部の上下2個の斑紋は表層、深層ともによく発達して色が濃く連続する。体側の縦条は太くて明瞭。体背側部、背中線にも太い縦条を持つ個体が多い。また、名前のとおり大型になり、オスで全長8cm、メスで全長10cm程度にまで成長する。
 本種は琵琶湖内、あるいは流入河川の河口部などに生息する。湖岸の礫底と沖合いの泥底の間の砂底に多いが、5-6月の産卵期には琵琶湖に流入する水路などに遡上する。親魚は泥底に卵をばらまき、ふ化した個体はオス2年、メス3年で成熟する。雑食性。
 本種は環境省レッドリストで「絶滅危惧ⅠB類」に指定されている。  

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