スナヤツメ
スナヤツメ
 ヤツメウナギの仲間は見た目が細長いのでウナギ、また本当の目と7つのエラあなを併せて“八個の目”をもつとして ヤツメウナギと呼ばれる。しかしウナギとは別の生き物で、分岐分類学に従うなら、魚類ともいえない。ヤツメウナギの属 する無顎類(円口類)は字のとおり顎のない一群で、魚や哺乳類など顎のある動物はこのような顎のない生き物から進化した。 ヤツメウナギの成体の口は吸盤状になっており、河床に張りついたりするのに役立つが 、エサは食べない。幼生はアンモシーテスとよばれ、目や口、エラあなも発達しておらず河川の中・下流の泥の中にもぐって 有機物やケイ藻を食べている。府内ではかつて猪名川水系や淀川水系で生息記録があるが、現在はほとんど生息していない。 産卵期は5-6月で、礫底にあつまって産卵する。本種は遺伝的に北方集団と南方集団に分かれることが知られており、両集団 とも環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類。大阪府レッドリストでは絶滅危惧Ⅰ類に指定されている。

前のさかなを見ます目次にもどります 次のさかなを見ます
大阪府のトップページへ行きます環境農林水産総合研究所のトップページに行きます水生生物センターのトップページにもどります
※このウェブサイトに使用されている記事(データ・図表を含む)及び写真・音声・CGの無断使用・無断転載を禁じます。記事、写真等の使用を希望される方は大阪府環境農林水産総合研究所までご連絡下さい。
※Copyright ©(2011)Research Institute of Environment, Agriculture and Fisheries, Osaka Prefectural Government. All Rights Reserved.