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| 本種はハゼ科ハゼ亜科に属し、琉球列島を除く全国の川や湖、池に分布している。雑食性で水生昆虫や付着藻類を食べる。
府内では淀川水系、大和川水系さらにため池や池沼に広く生息し、ヨシノボリ類ではカワヨシノボリ
とともにもっとも見かけることの多い魚種である。生息水域が河川である場合、流れの緩い川であることが多い。 形態は府内の他のヨシノボリ属(カワヨシノボリ、シマヨシノボリ、オオヨシノボリ、 クロヨシノボリ、ゴクラクハゼ)とよく似ている(大阪府産 ヨシノボリ類の区別)。またトウヨシノボリの中でも、橙色型・宍道湖型・偽橙色型・縞鰭型といったタイプ わけがされており、本種の同定は困難である。尾ビレ基部に橙色(オレンジ色)の斑紋をもつことが本種の名前の由来になっているが、 個体差や生息地、タイプによっては不明瞭なものも多い。写真の個体も尾ビレ下部が色づいている程度である。写真の個体は縞鰭型であると考えられるが、 この型でではオスの第1背ビレの先はとがらず、尾ビレに点列の縞模様があらわれる(2010年、縞鰭型はシマヒレヨシノボリとして新種記載されました)。 産卵期は5月から7月頃で、雄が砂に埋まった石の下に穴を掘り、そこに雌を迎えて産卵する。しかし、石や礫がない場所では泥の塊に 卵を産みつけるなど他のヨシノボリよりも環境適応性に優れている。 卵は長円形で、雄が卵を保護する。池湖とつながる河川ではふ化仔魚は池沼に下り、その後成長に伴って河川に溯上する。 |