なにわの伝統野菜 生菜類



● 独活 うど


独活

来歴と特性

 山菜であるうどは、茨木市で天保年間より栽培が始まったと言われている。春先に若い芽を摘み天ぷらや酢味噌などにして利用するが、促成軟化栽培では、畑で育てたうどを株ごと12月から1月にかけ掘りあげる。で作ったうど小屋に根株を伏せこみ、その上に、干し草を何層にも積み重ね、打ち水をし、で覆い、その上に束にした藁をのせ、発酵熱を利用し新芽を生長させ大きく育てる。うどの品質は赤みがかったり、黄色になったものより白くて、太く軟らかいものが良品とされている。最近ではパイプハウスを利用した軟化栽培が行われている。


料理例 

 ぬた、きんぴら、煮もの、サラダ、つま物

現在の取組み

 茨木市太田および千堤寺地区で、数戸の農家が栽培に取り組んでおり、「三島うど」として出荷され、あくが少なく独特の風味のあることから人気がある。






参考資料



江戸時代の野菜の品種
五畿内志
毛吹草守口大根・守口漬(守口市市民部商工農政課)
内国産穀菜果品一覧図解(農務局)
大阪産物名物大略
大阪府農業史
大阪市農業誌
大阪史蹟辞典
大阪の園芸
大阪農業
大阪農民会館だより
大阪の歴史力
成形図説
摂陽群談
摂津名所図会大成
新改正摂津国名所奮跡細見大絵図(名物名産略記)
吹田慈姑(吹田クワイ保存会)
庭訓往来
天満青物市場史料
和漢三才図会


毛馬胡瓜
けまきゅうり
勝間南瓜
こつまなんきん
田辺大根
たなべだいこん
天王寺蕪
てんのうじかぶ
吹田慈姑
すいたくわい
服部越瓜
はっとりしろうり
水茄子
みずなす 
守口大根
もりぐちだいこん
金時人参
きんときにんじん
玉造黒門越瓜
たまつくりくろもんしろうり
鳥飼茄子
とりかいなす
大阪四十日大根
おおさかしじゅうにちだいこん
石川早生
いしかわわせ
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