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3.生きものの生態

 1.多様性

 2.つながり

生きものの生態

多様性
 いろいろな視点から、生きものの多様性を学んで下さい。多様性とは、複雑であるとか、異なっていることを表します。生きものの多様性に気づき、さらに自然の持つ多様性に気づいてください。

生きもの分類表
 プールに集まる生きものは、生活している場所で(「水面に浮かんでいるもの」、「水中を泳いでいるもの」、「底の方にいるもの」)大きく三つにわけられます。
そして、さらに代表的なものに分類しましょう。プールに集まる生きものの簡単分類表は、以下のとおりです。なお、プールに集まる生きものたちは、主に“止水性”の生きものたちです。“流水性”の生きものたちとは大きく異なります。



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形態と特徴
 種類ごとによく観察すると、口や目や足など、それぞれ構造が異なります。それぞれの構造には、いろいろと意味があるようです。いずれの生きものも、進化の過程で完成されたもので、まさに芸術品です。
種類
図(代表例です。)
特徴
種類
図(代表例です。)
特徴
アメンボ類 (成虫)
アメンボの図
 
体長約15mm。細長い足を持ち、水面をすべるように移動します。針のような口を持ち、水面に落ちた昆虫などの体液を吸います。空を飛ぶことができます。
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ミズムシ類 (幼虫・成虫)
コミズムシの図
 ミズムシは、体長約11mm(コミズムシは約6mm)。背中に9〜12本のスジがあります(コミズムシは8〜9本)。マツモムシより小さく、背泳ぎはしません。針のような口を持ち、小さい昆虫の体液を吸います。空を飛ぶことができます。
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マツモムシ類(幼虫・成虫)
マツモムシの図
マツモムシは、体長約13mm(コマツモムシは約8mm)。いつも背泳ぎをしています。オールのような長い足を持っています。幼虫は、羽がなく、緑白色(画像)。針のような口を持ち、水面に落ちてきた昆虫の体液を吸います。空を飛ぶことができます。
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マツモムシとコマツモムシの画像へ
ゲンゴロウ類(成虫)
ハイイイロゲンゴロウの図
 ハイイロゲンゴロウは、体長約15mm。がっしりしていて、後ろ足は大きく、たくさん毛が生えています。大きなアゴを持ち、小魚や昆虫を食べます。オスは、前足に丸い吸盤を持っています。空を飛ぶことができます。
タイコウチ類(成虫)
タイコウチの図
 
体長約30mm。平べったく、長い呼吸管を持ちます。針のような口を持ち、小魚や昆虫の体液を吸います。夜間、かなりの距離を飛んで移動します。
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ミズカマキリ類(成虫)
ミズカマキリの図
 体長約43mm。細長く、カマキリによく似ています長い呼吸管を持ちます。針のような口を持ち、小魚や昆虫の体液を吸います。夜間、かなりの距離を飛んで移動します。
トビケラ類(幼虫)
ホソバトビケラの図
 ホソバトビケラは、体長約15mm。イモムシのような体形で、プールの壁の塗料の固まりなどを集め、規則正しい配列の巣をつくります。
ヤゴ類(幼虫)
タイリクアカネの図
 タイリクアカネのヤゴは、体長約16mm。肉食性で、飛び出すアゴを使って小さな昆虫などを捕まえます。お尻からの水の出し入れにより、ガス交換やジェット噴射による移動を行います。
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カゲロウ類(幼虫)
フタバカゲロウの図
  フタバカゲロウの幼虫は、体長約10mm。腹部にエラが2枚ずつついています。尾は3本。草食で、藻類や落ち葉のくさったものを食べます。
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ユスリカ類(幼虫)
ユスリカの仲間の図セスジユスリカの図
 セスジユスリカは、体長約12mm。身体は赤く、よく動きます。魚のエサとして、赤ムシの名で知られています。成虫は、蚊とよく似ていますが、血はすいません。
セスジユスリカの画像はこちらへ
イトミミズ類
イトミミズの図
 体長約20〜30mm。空は飛べないので、どうやってプールにやってきたのか疑問です。
微生物
微生物いろいろの図
 植物プランクトン、動物プランクトン、原生動物など、顕微鏡でしか見えない小さな生きものたちがいます。小さなものでは、1um(マイクロメートル=1000分の1ミリメートル)以下のものもいます。
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ここでクイズです。3.アメンボは、なぜ水面に浮かんでいることができるのでしょう?
答えはこちらへ

捕食方法
口の形 特殊な形態を持つものについて紹介します。捕食の瞬間は、迫力があり、なかなか緊張感を感じることができます。生きものたちの生きることへの執着心、どう猛さ、そして自然の厳しさを学ぶことができます。
形態 一例 種類 説明
針型 ミズカマキリの絵 ミズカマキリ・タイコウチ・マツモムシ・ミズムシ・アメンボ  針のような口を持ち、水生昆虫や小魚の体液を吸います
例)コオイムシ(画像)
アゴ飛び出し型 トンボのヤゴの絵 トンボのヤゴ 瞬間的にのびる大きなアゴで獲物を捕らえ、しっかりくわえてムシャムシャ食べます
ギンヤンマのヤゴの捕食のページへ
ウスバキトンボのアゴはこちらへ(8秒、2.85MB)
※動画は、ハードディスクに保存してから開くことをおすすめします。

食性 食性による分類は以下のようになります。肉食性が多いです。
食性 種類
草食 カゲロウ
肉食 ヤゴ・ミズカマキリ・タイコウチ・ゲンゴロウ・マツモムシ・ミズムシ・アメンボ
雑食 ユスリカ

呼吸方法
 同じ水生昆虫でも、呼吸方法が種類によって異なります。それぞれ独特の形態を持ち、それぞれ水中にすむのに適応しています。

種類 呼吸方法の特徴
ミズムシ・マツモムシ  おしりを水中からだし、空気をはねの間にたくわえます。蓄えた空気を背中にある気門から取り込み呼吸をします。
ミズカマキリ・タイコウチ  おしりから出ているストロー状の呼吸管(こきゅうかん)を水中からだし、空気を取り込みます。
ゲンゴロウ  おしりや体に気泡をくっつけて水中にもぐり、その気泡を使って、呼吸を行います。
ヤゴ  直腸の内壁にある気管鰓(きかんさい)と呼ばれるエラを使って、おしりから取り込んだ水に溶けている酸素を取り込みます。
カゲロウ  腹部にある葉っぱ状のエラを使って、水に溶け込んでいる酸素を取り込みます。

ここでクイズです。4.背中のハートのマークがある生きものがいます。さて、どんな生きものかしっていますか?
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