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コンセプト生きもの救出作戦生きものの生態提案・紹介近くの自然、遠くの自然参考資料サイトマップ

5、近くの自然、遠くの自然

近くの自然、遠くの自然

 コンセプトのページで、比較することの大切さ、本当の自然を知ることの大切さを少し述べました。学校のプールにも一つの生態系が存在しますが、都会を少し離れた田んぼや川には、もっと複雑で大きな生態系が存在します。学校や学校のまわりにある『近くの自然』に対して、ここでは都会を少し離れた場所にある『遠くの自然』について少し学びましょう。
 『遠くの自然』を知り体験することにより、より『近くの自然(地域の環境)』が見えてきます。ぜひ、プールに集まる生きものや地域の環境と比べて下さい。

田んぼの生きものたち
 私たちの原風景であり、日本の生きものたちを育ててきた田んぼ。兵庫県丹波地方で行われている田んぼのビオトープに集まる生きものたちを紹介します。(協力:丹波農村ビオトープ連絡会)

田んぼビオトープの風景(原田さんの田んぼ)

原田さんの田んぼに集まる生きものたち
特徴
 ■オニヤンマ(体長約120mm)
 日本で一番大きなトンボです。飛ぶのが早く、捕まえるのは非常に難しいです。
おにやんまコーナーへ
 ■シオカラトンボのつがい(体長約50mm)
 オスは青色、メスは麦色です。メスの産卵中に、オスがまわりを見張ります。学校のプールにもやってきます。
産卵の動画はこちらへ(15秒、1.3KB)
※ハードディスクに保存してから開くことをおすすめします。
 ■イトトンボの仲間(体長約40mm)
 細くて弱々しく見えるトンボですが、愛嬌があります。
 ■ショウジョウトンボ(体長約40mm)
 全身真っ赤なトンボで、とても“情熱的”な色です。赤とんぼの一種で、学校のプールにもやってきます。
 ■網でひとすくい
 ガムシ、タイコウチ、ゲンゴロウの仲間、ギンヤンマのヤゴなどなど。自然が豊かなほど、たくさんの生きものたちの命を育みます。
ひとすくいの動画はこちらへ(15秒、1.3KB)
 ■ゲンゴロウ(体長40mm)
 大型のゲンゴロウの仲間で、体の表面は硬くてツルツルしています。後ろ足には、かたい毛が生えています。肉食で、オタマジャクシや小魚を食べます。
動画はこちらへ(15秒、1.3MB)

■コオイムシ(体長約20mm)
 メスがオスの背中に卵を産みつけます。オスは、卵に酸素が行き渡るよう、頻繁に水面から背中をだし、せっせと卵の世話をします。
コオイムシの捕食の静止画

 ■イトトンボのヤゴ(体長約20mm)
 細くて弱々しく見えます。お尻から出ているエラを使って、水中の酸素を取りこみます。
■ギンヤンマのヤゴ(体長約50mm)
 他のヤゴと比べて、体も目も大きいです。どう猛で小さな魚を捕らえてムシャムシャ食べます。
■タイコウチ(体長約30mm)
 お尻の呼吸管(こきゅうかん)を水中から出し,呼吸をします。口は針型で、水生昆虫や小魚の体液を吸います。夜間には、飛んで遠くまで移動します。
■マツモムシとコマツモムシ(体長約12mm、約8mm)
 両方ともずっと背泳ぎをしています。口は針型で、水生昆虫や小魚の体液を吸います。学校のプールにもやってきます。
■コシマゲンゴロウ(上側、体長約10mm)など
 ゲンゴロウと比べて、非常に小さいです。水生昆虫や小魚を食べます。
■オタマジャクシ
■トノサマガエル
 肉食で昆虫を好んで食べます。
トノサマガエルの天敵へ
※その他見つかった生きものたち
 イモリ、ミズカマキリ、ハイイロゲンゴロウ、ケシゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、クロゲンゴロウなど。


 大阪府の北部を流れる川の上流部に棲む生きものたちについて紹介します。流水性の生きものたちの多様性を学び、プールに集まる生きものたちと比較しましょう。(協力:高槻公害問題研究会(TKK))
川の上流部の風景


生きものたち
特徴
 ■トンボのヤゴ
 ミヤマカワトンボ、ハグロトンボ、ギンヤンマ、ダビドサナエなど。
 ■ムカシトンボのヤゴ
 水がきれいで冷たい源流域にすみ、「生きた化石」と呼ばれています。ヤゴは7年間、水の中で暮らします。成虫のメスは、流れの近くのフキ、ゼニゴケやオタカラコウの茎に卵を産みつけます。
ムカシトンボがすむ環境へ
■ギンヤンマのヤゴ(体長約50mm)
 他のヤゴと比べて、体も目も大きいです。どう猛で小さな魚も捕らえてムシャムシャ食べます。
 ■フタスジモンカゲロウ(体長約15mm)
 主に上流部に棲み、砂や泥の中にもぐって生活しています。春から夏にかけて羽化します。
カゲロウ動画へ(15秒、1.3MB)
 ■カワゲラの仲間(体長約25mm)
 ツメが2つで、胸部の下にふさ状のエラを持ちます。
水のきれいな川の上流部に生息しています。
カワゲラ動画へ(15秒、1.3MB)
 ■ヘビトンボ(体長約60mm)
 ムカデのような体形です。強いアゴを持ち、腹部にエラを持ちます。肉食です。成虫は白く大きな羽を持ちます。非常に原始的な雰囲気を持つ水生昆虫です。
ヘビトンボ動画へ(15秒、1.3MB)
 ■ヨコエビ(左)とヒラタドロムシ幼虫(右)
 ヨコエビは横になって泳ぎます。昆虫ではありません。ヒラタドロムシの幼虫は、円盤状で石にくっついて表面の藻類を食べて生活します。
ヨコエビ動画へ(15秒、1.3MB)

※その他
ヤマトアミカ、ヤマトクロスジヘビトンボ、トウヨウモンカゲロウ、モンカゲロウ、エルモンヒラタカゲロウ、チラカゲロウ、ヨシノマダラカゲロウ、ヒゲナガカワトビケラ、ヨツメトビケラ、オオヤマカワゲラ、オオクラカケカワゲラ、カミムラカワゲラ、トウゴウカワゲラ、ミルンヤンマのヤゴ、クロサナエのヤゴなど。

ここでクイズです。10.カゲロウの仲間で、幼虫時代を土の中で暮らすものがいます。それは、どんないきものでしょう?
答えはこちらへ

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